食べることをもっと考える。 2008/06/03_Tue_22:31

旬のおいしい地野菜をいつもいただく贅沢な毎日。


私は、足が生えている動物は食べないと決めているので、ほぼ玄米菜食な食生活です。


食に対しては、詳しくないけれど、こどもの頃からアレルギーもちだったので、母親が気をつけてくれていたこともあり、無意識に注意を払っていたとは思うのですが。

でも、その注意を払うのって、相当用心深く、熱心に気をつけないと、いろーーんな、簡単に手に入っちゃう、誘惑たっぷりの食品がちまたに溢れているから、そっちに流れてしまいますよね、ふつうは。
広告も大変巧みに作られていますし。



昨日、やっとずっと観に行きたかった映画を観てきました。
『いのちの食べ方』
関西では、もう最終の上映になっちゃうのかなぁ。
奈良でやってくれてよかった。

いろんな人に観てもらいたい映画。
残酷で怖いシーンがたくさんあるけれど、食べものをいただくということは、それなりの、相当の覚悟が入ります。知った上で、自分で選択をして食べてもらいたいと思うのです。
肉を食べない私には、目を覆いたくなるような映像を観た後でも、もともと食べないので食卓には影響がないのですが、ふつうに肉食をされる方は、その後どう感じたのか知りたいなぁと思いました。
映画を観た方は、思っていたよりショッキングだったみたいで、疲れた感じで私に「重たい内容でしたね...」と話しかけられました。
私は、想像どうりだったんですが、それでもやっぱり観てよかったです。


完全防備して撒いた農薬たっぷりのパプリカは、ピカピカ。
ぷかぷか薬品のプールに浮かぶリンゴ。
ひよこさんぎゅうぎゅう詰めのカゴがいっぱい。
うしさんの最後の悲鳴。


私たちは毎日何かを食べています。
それがどこでどういう風に作られて、どういう材料で出来ているか、さらには食べたらどういう影響が出るか、相当注意深く、熱心に考えるべきだと思います。
自給率も高めてもらいたいですし、食のことは山ほど考えないといけない昨今ですな。